白いブラウスに浮き上がる
あなたの背骨に触れてみたい


午後一の授業で
ゆったりした先生で
睡魔に負けたあなたの
呼吸の度に揺れる身体の
その体温に触れてみたい


白いブラウスに浮き上がる
あなたの背骨に触れてみたい


その先にある心に
もっと触れてみたいけど
それは勇気がないから
ただあなたの背骨に
ちょっとだけ触れて
不思議そうに振り返る
あなたの顔が見たいだけ